新学部通信⑦助手室便り~夏本番!野菜をとりいれてバランスよい食事を~
梅雨が明け夏本番の沖縄!夏バテせずに暑い夏を乗り気る食事について管理栄養学科助手の長嶺愛香先生に教えていただきました。
◆旬の野菜は栄養満点◆
旬の野菜は新鮮で味がよいうえに、栄養価が高いことが知られています。図1のように夏野菜はビタミンやミネラルなど、病気の予防に役立つ機能性成分※も豊富で、暑い夏を元気に過ごすために欠かせない食材です。体によい野菜ですが、近年ではひとりあたりの野菜全体の消費量は、減少傾向にあります。1日の成人の野菜摂取量の目標は350gと推奨されていますが、実際の平均摂取量は約290g。食欲が落ちる夏は、意識して野菜を摂取し暑さを乗り切りましょう。
※野菜の機能性成分…野菜?果物などの植物性食品の色素、香り、アクなどの成分から発見されたファイトケミカルは感染予防、抗酸化作用、がん予防などの効果が期待されています。例)トマトのリコピン、ナスのアントシアニン
図1.からだにも美味しい夏の野菜(出典:農林水産省ホームページhttp://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0907/mf_news_01.html
◆簡単常備菜としてビンやジッパー袋に保存で見える化し、野菜の毎日摂取を目指そう◆
★胡瓜の塩こうじ漬け きゅうりはしっかり洗って、ジッパー袋に入れ全体が浸る量の塩こうじで、漬けます!半日~1日ほどで漬かります!
★ミニトマト?胡瓜のマリネ? 酢の濃さはお好みで。カレー粉で風味づけしても◎ 切り方により半日~1日ほどで漬かります?
材料 (量は瓶により調整) | 分量 | 作り方 |
ミニトマト | 1/2パック | 1. ミニトマトはヘタを取り、きれいに水洗いし、水分をしっかり拭き取る。 2. 胡瓜も同様にきれいに洗い食べやすい大きさにカットする。写真はピーラーで剥いたもの。 3. 調味料を混ぜて軽く加熱させる。 4. 耐熱容器に野菜とマリネ液を入れて冷蔵庫へ。 |
きゅうり | 1/2本 | |
合わせ酢+水(8:2程度) | 100cc | |
サラダ油orゴマ油 | 大さじ1 |
◆ある日の息子(保育園児)のお弁当◆
まだまだ甘え盛りの息子。忙しい朝、お弁当会の日は時短テクニックを使い、義父母が育てる旬の野菜を取り入れたお弁当に?活発に活動しとても汗かきの息子。三大栄養素+ビタミン?ミネラル?食物繊維を補給できるよう、主食?主菜?副菜を揃えるように心掛けています。
*参考*
基礎栄養学 改定第5版
ヘルシーダイアリー平成30年度版
農林水産省ホームページ(2019.6.21閲覧)http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0907/mf_news_01.html